作曲家 / Composer 岩代 太郎(提携)

1965年東京都出身。
東京芸術大学音楽学部作曲科首席卒業、同大学院修士課程首席修了。
在学中は南弘明、近藤譲、松下功、黛敏郎各氏に師事。
’91年、修了作品「TO THE FARTHEST LAND OF THE WORLD(世界のいちばん遠い土地へ)」がシルクロード管弦楽国際作曲コンクールにて 最優秀賞を受賞。同曲は東京芸術大学資料館に永久保存されている。
以後、テレビ・映画・アニメ・舞台など幅広いジャンルで活躍。
’99年、TVドラマ「WITH LOVE」のサントラ盤「ONCE IN A BLUE MOON」で日本ゴールドディスク大賞(インストゥルメンタル部門)を受賞。
’00年、NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」ではスケール感のある壮大なオーケストレーションを披露し、若手実力派として認められる。
’03年、『殺人の追憶』を担当し、アジアはもとより世界から高い評価を得る。
’09年、『Red Cliff Part1』で香港金像奨最優秀音楽賞を受賞。
『Red Cliff』はPart1&2共に、国内におけるアジア映画の興行成績を塗りかえる大ヒットを記録した。
‘08年北京オリンピックのシンクロナイズド・スイミングの音楽や、’09年11月に行われた「天皇陛下御即位20年国民祭典」での奉祝曲「太陽の国」の作曲、
’10年からのJRA日本中央競馬会のG1&G2&重賞レースの本馬場入場曲の作曲、’15年4月には東京オペラシティコンサートホールで、また‘16年3月にはサントリーホールで、自らの指揮で自作オーケストラ作品のコンサートを開催。
同年「映画音楽太郎主義~サウンドトラックの舞台裏~」を全音楽譜出版より上梓。
2018年3月、MANGA SYMPHONY 「〇」 (作画・奏画:浦沢直樹、作曲・指揮:岩代太郎、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)を世界初演。
また同年8月~9月、自らの企画・原作・音楽による、演劇と音楽のあたらしいカタチの舞台、奏劇「ライフ・コンチェルト」を紀伊國屋ホールにて公演。
9月には奏劇「ライフ・コンチェルト」コンサートを紀尾井ホールにて開催。
2022年には奏劇第2弾となる「Trio~君の歌が聴こえる」、2023には第3弾「メトロノーム・デュエット」を自身の企画・原案・作曲・演奏でよみうり大手町ホールにて公演。(この奏劇シリーズは今後も展開予定)
また’13年東日本大震災の復興支援事業音楽プロジェクト「魂の詩」や、’21年新型コロナ感染拡大に際しての音楽啓蒙活動プロジェクト「Kizuna Piano」、さらには’22年NPO法人「オトブミ集~絆」を立ち上げ、次世代を担う若者たちへの「心の栄養」「心の支え」となるコンテンツ発信を継続的に取り組むなど、社会貢献活動も積極的に行っている。

2006年より東京都交響楽団理事。


岩代太郎HP
岩代太郎 Taro Iwashiro | Official Web Site (its-club.com)

Facebook https://www.facebook.com/taro.iwashiro/

奏劇(原作・音楽)
奏劇 sougeki.com

X @OTOBUMI_KIZUNA

オトブミ集~絆
特定非営利活動法人・NPO法人 オトブミ集〜絆 (otobumi.jp)

<近年の担当作品>
2024年
『愛に乱暴』(森ガキ侑大監督)

2023年
『首』(北野武監督)
『正欲』(岸善幸監督)
『月』(石井裕也監督)
『ヴィレッジ』(藤井道人監督)
『妖怪の孫』(内山雄人監督)
NHKプレミアムドラマ「仮想儀礼」(岸善幸演出他)

2022年
映画&WOWOW「前科者』(岸善幸監督)

2021年
『キネマの神様』(山田洋次監督)
『ひらいて』(首藤凛監督)
『ヤクザと家族 The Family』(藤井道人監督)
『人と仕事』(森ガキ侑大監督)
『名も無い日』(日比遊一監督)

<主な作品>
『レッドクリフPartⅠ&Ⅱ』(ジョン・ウー監督/香港金像奨最優秀音楽賞受賞)
『THE CROSSING(太平輪)PartⅠ&Ⅱ』(ジョン・ウー監督)
『マンハント』(ジョン・ウー監督)
『殺人の追憶』(ポン・ジュノ監督/韓国映画)
『血と骨』(崔洋一監督/日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞)
『春の雪』(行定勲監督/日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞)
『蝉しぐれ』(黒土三男監督/日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞)
『舞妓Haaaan!!!』(水田伸生監督)
『闇の子供たち』(阪本順治監督/毎日映画コンクール音楽賞受賞)
『連合艦隊司令長官 山本五十六』(成島出監督)
『許されざる者』(李相日監督)
『利休にたずねよ』(田中光敏監督)
『あゝ、荒野 前後篇』(岸善幸監督)
『新聞記者』(藤井道人監督)
『Fukushima50 』(若松節朗監督/日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞)
『MOTHER マザー』(大森立嗣監督)
『キネマの神様』(山田洋次)

NHK大河ドラマ「義経」
NHK大河ドラマ「葵・徳川三代」
NHK朝のTV小説「あぐり」
など、テレビ・映画・アニメ・舞台など幅広いジャンルの曲多数