
監督/ Director相米 慎二
1948年岩手県盛岡市に生まれ。
2001年死去、青森県三戸郡田子町相米に眠る。
大学中退後、日活の助監督として契約。
その年の邦画で興行収入1位となる大ヒットを記録した。
映画初出演となる新人、子役を積極的に
登用し、長廻しを特徴とした独特の演出手法により数々の傑作を連発。
85年からCMの演出も行い、また91年、93年にはオペラ「千の記憶の物語」の演出を担当。
監督でビューから20年目、長編監督作品としては13本目の作品「風花」が遺作となる。
作品
1980年
『翔んだカップル』
1981年
『セーラー服と機関銃』
1983年
『ションベン・ライダー』
文化庁優秀映画
1985年
『ラブホテル』
ヨコハマ映画祭作品賞・監督賞
『台風クラブ』
東京国際映画祭ヤングシネマ部門大賞
『雪の断章―情熱―』
1987年
『光る女』
1990年
『東京上空いらっしゃいませ』
1993年
『お引越し』
芸術選奨文部大臣賞・優秀作品賞、
1994年
『夏の庭 The Friends』
文化庁優秀映画
1998年
『あ、春』
ベルリン映画祭国際批評家連盟賞、
2001年
『風花』
トロント国際映画祭正式招待作品、